患者さん・ご家族の方へ

がんについてのQ&A

よくあるご質問について

Q. がんは遺伝しますか。
すべてのがんが遺伝するわけではありませんが、がんに遺伝素因が強く関係していることも分かってきています。欧米では遺伝子変異を調べて、その結果によっては対象臓器をあらかじめ切除する方法などが真剣に議論されています。
Q. 遺伝カウンセリング、遺伝子診断について。
遺伝カウンセリングは、遺伝性疾患の患者さんやそのご家族、あるいは遺伝について不安や悩みを抱えている方々を対象としています。遺伝に関する情報を提供し、遺伝子診断を受けるべきかどうか、どのような治療を選ぶかなどについて決めていただくためのお手伝いをします。当院では遺伝外来で遺伝カウンセリングを行っています。全予約制ですので、受診には久留米大学遺伝外来予約受付(TEL 0942-31-7565 久留米大学小児科医局)までご連絡ください。
Q. がん検診は受けた方がよいですか。
がん検診は、がんを早期発見し、がんによる死亡を減少させることができる確実な方法です。無症状のうちにがんを早期に発見することが大切です。当院では総合健診センターで、最新の技術を駆使した高度専門家集団による「大学病院の人間ドック」を行っています。詳しくは久留米大学病院 総合健診センター受付(TEL 0942-35-3311 内線6278、FAX 0942-31-7708)までお尋ねください。
Q. PET検査で問題なければ、大丈夫ですか。
「がん」の種類によっても、また病気の時期によっても、ブドウ糖の代謝は異なりますので、必ずしもすべての「がん」を見つけ出せるわけではありません。肺がんや大腸がん、および甲状腺がんの検出に効果的ですが、胃がん、肝細胞がん、腎がん、膀胱がん等は困難な場合もあります。
Q. 腫瘍マーカーとは何ですか。
がん細胞などから分泌される特殊な物質のことです。血液や尿などの腫瘍マーカー濃度を調べることで、がんの発見につながります。また、腫瘍マーカーは、治療効果判定の評価などにも利用されます。ただし、腫瘍マーカーの濃度が高いからといって、必ず「がん」があるというわけではありません。腫瘍マーカーの検査だけでは、がんを同定することは難しい場合が多いので、CT・MRI・PETなどの画像検査と組み合わせて利用されることが一般的です。